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板橋の地名が書物に登場してくるのは古く、軍記物で有名な「源平盛衰記」や「義経記」によれば、治承4年(1180)には頼朝や義経が「板橋」の地に陣をとったことが記されています。今から800年前には「板橋」の地名が 既に使われていたようです。 しかし、地名発祥のゆらいについては、はっきりとした資料はなく、おそらく石神井川に架けられた「板の橋」が当時としては珍しく、いつしか口から口へと語り伝えられ、道中の目安となったのでしょう。江戸時代になる と、中山道の宿場名に使用され、江戸四宿(新宿、品川、千住、板橋)の一つとして世に知られ、明治以降町名として採用され、昭和7年区誕生のとき区名となりました。 |