PR |
神田明神は今から約1270年前の天平2年(730年)、武蔵の国豊島郡芝崎、現在の千代田区大手町将門塚周辺に創建されました。それから約200年後、平将門公が俵藤太に討たれ、その首が京都で晒されましたが、これを奪い返して塚を築き、葬りました。さらに、延慶2年(1309年)には将門公の霊をも相殿に祀り、神田明神と名付けました。天正18年(1590年)徳川家康は江戸を幕政の地と定め大規模な城下の造成工事を開始しました。元和2年(1616年)には現在の場所に移り、江戸城の鬼門の守護神となりました。その後、桃山風の豪華な社殿が築かれ、歴代将軍の崇敬厚く、江戸総鎮守として江戸の庶民にも親しまれてきました。 |