2.守口宿〜枚方宿へ(街道地図)
守口宿→一里塚→淀川堤→佐太天神宮→出口・光善寺→枚方宿(13km:6時間)

■ 守口宿・大阪 ■(2014年9月11日 am10:30〜)晴→晴
京街道を歩き始めた頃から、俺は賃金相当の成果を会社から求められ忙殺されていた。気がつくと、あれから10年、俺は時間を持て余す年頃となっていた。・・・ 中途半端に投げ出した京街道、そのまま死んじゃったら如何するの!。残された時間は少ない。行け!!天の声がした。 ・・(写真左から守口宿文禄堤・奈良道標・難宗寺のいちょう)

■ 文禄堤〜淀川堤防 ■約2km(11:30)
盛泉寺一里塚 文禄堤が終り難宗寺を過ぎると右手に盛泉寺(じょうせんじ)が見える。 この先、住宅の角に橋の親柱を見つけた。瓶橋(かめはし) 国道を越えると頑丈そうな石積みの一里塚跡が暑そうだ。すでに11時を過ぎ、大阪の残暑を浴びている。 この先、淀川までバス通りと住宅街を繰り返し歩行、堤防歩きに備え、コンビニで水分補給とトイレ休憩、 街道を突き当たると正迎寺(しょうごうじ)。淀川堤防は近い。

■ 堤防歩き〜佐太八幡宮まで ■約2〜3km(12:30)
川沿いを北上し通勤ラッシュの土佐堀り通りを天満橋方面へ行く。 しばらく歩いた北大江公園に通じる右手の道奥に船着場の石段が見える。 (八軒家船着場=江戸時代に八軒の船宿があったことに由来、弥次喜多や森の石松も三十石船で淀川を下って八軒家の船着場までやってきた 詳細 その先の永田屋昆布本店前に八軒家船着場跡碑が建っている。 左前方は京阪・天満橋駅

■ 堤防歩き〜出口まで ■約5km(昼飯1時間)(15:00)
天満橋交差点を過ぎ、ビル街が途切れると、淀屋川橋が現れ、右手に大阪城を意識する。 川を渡った京橋口には川魚市場跡の碑が建っている。(この場所で川魚の朝市が行われていた) 何時もなら真直ぐ歩きの雲さんも、腰元(妻)の大阪見物という大義名分のためココから遠くに見える大阪城へ寄り道(ほんまに難儀やな) 20分で土佐堀通りに復帰したが暑くてたまらない。

■ 出口〜国道170号線 ■約2km(16:00)
片町交差点を左折してスグ右手の植栽の中に「のだばし跡」碑を発見。 (江戸時代、この辺りを流れる鯰江川に架かる野田橋があった) ガードを潜り京阪京橋駅の高架沿いに進むと広い交差点に出る。左歩道上に大和路への「文政九年の 追分道標」が残る。 商店街の小道を行くと国道1号に行き当たる。ガードには「京街道」の文字、 ここが京橋商店街入口だ。

■ 国道170号線〜枚方宿西見附到着 ■約1〜2km(17:00)
京街道はこのアーケード商店街を突き抜けるらしい。 それにしても賑やかだ。関西人のおやつともいえる『一銭焼き』(100円)が美味しそう。 商店街中ほど開けた場所に「京街道」の碑がある。 もうすぐ野江の街に近づく頃だ。 ・・17:30:・・京阪百貨店のエスカレータ右側ベルトに手を添え関西に馴染んでいる男がいる・・・・・ (行程6時間・2014.9/11(木):万歩計=22943)

旅人:はぐれ雲
1.高麗橋〜守口宿へ 3.枚方宿〜淀宿へ