3.草加宿〜越谷宿へ(街道地図)
埼玉県・おせん茶屋→東福寺→松並木公園→蒲生の一里塚→ぎょうだい様→国道歩き(7km:3時間)

■ 草加宿について ■(2002年1月19日 am10:25〜)晴
草加煎餅の看板草加宿の面影 まだ着かないにゃ〜。長いにゃ〜。なんだか遠くなってきたにゃ〜。 ねむり猫は本当に居るのかにゃ〜(注:気が狂った訳じゃありません) 草加まで乗換えを含めて1時間以上かかっている。サラリーマンのくせに、どーも通勤電車は苦手だ。 ・・・眠たくなってきたにゃ〜。 我が儘な旅人はやっと草加駅に着いた。 ・・・ 徳川幕府は全国各地の街道整備を行っていたが、奥州街道の千住〜越谷間は、沼地が多かった ため荒川沿いに迂回していた。 1606年、宿篠葉村の大川図書(ずしょ)という人物が幕府に願い出て、村民とともに 茅原を刈り、沼地を埋め立て、千住〜越谷間を一直線に結ぶ道を新設し宿場を開いた。 この時の茅(草)を刈ったことから「草加」の地名がついたと言われている。 ・・・

■ 草加市役所地蔵堂・道路元標・おせん茶屋 ■約1km(10:40)
市役所角の地蔵堂商店の片隅に明治の道路元標おせん茶屋 前回の宿場道を入ってくると、草加市役所の敷地内に地蔵堂が鎮座する。 (江戸の豪商・浅古氏が子育て地蔵尊として祀った石造りの地蔵菩薩立像を安置) 草加駅前通りを横断した右側に八幡神社。 その先には明治44年に建てられた道路元標(写真中)がある。 この辺りが草加宿の中心らしい。少し歩いた右手に、おせん茶屋。 (草加せんべいの元祖「おせんさん」にちなんで名付けられた小公園)

■ 東福寺〜神明神社 ■約2〜300m(10:55)
神明神社宿場の名残東福寺山門 おせん茶屋の反対側に東福寺への参道入口がある。東福寺山門は豪華な四脚門・境内の鐘楼も龍の彫物 があり市指定文化財となっている、大川図書が創建し、ここには大川家代々の墓がある。 この先、日光街道は所々に宿場の風情を残しながら右カーブした。その場所に草加宿の総鎮守「神明神社」が建っている。 旧国道4号(県道49号)を横断し、伝右川を渡ると大きな望楼を有する松並木公園となった。

■ 芭蕉像・矢立橋 ■約2〜300m(11:10)
芭蕉旅立の像矢立橋矢立橋からの眺め この公園は良く整備されていて気持ちがいい。芭蕉旅立の像が江戸・深川を振り返り、旅立ちの思いを込めていた。 目の前には松並木公園のシンボル、「矢立橋」が大きく存在する。上って見ると絶景だ。 ・・・草加市もやるのーぉ。 旅人は芭蕉になった。「初春や 今日も一日 はぐれ雲」・・・ 橋を降りると、芭蕉は急に一般人となり、今言った事を忘れていた。

■ 百代橋・松並木公園出口 ■約1〜2km(11:30)
上は東京外環自動車道松尾芭蕉文学碑百代橋 この松並木公園は約1.5kmの遊歩道両側に600本の松を植え、「日本の道百選」にも選ばれている。 また園内には多くの石碑があり、 矢立橋から600m程行った百代橋北に「松尾芭蕉文学碑」がある。 やがて公園は東京外環自動車道に突き当たるように終り、日光街道はトンネルを潜り、 綾瀬川沿いの桜道を行く ことになる。(綾瀬川は汚染されているのに何故か水鳥が多かった)

■ 藤助河岸跡・蒲生の一里塚 ■約500m(11:40)
藤助河岸跡蒲生大橋蒲生の一里塚 穂戸橋を過ぎると遠くに一里塚の大木が見える。 対岸には藤助河岸跡(この地区の米の積み下ろし場所)、道なりに蒲生大橋を渡ると 先ほど遠望した大ケヤキの下に「蒲生の一里塚」(埼玉県内日光街道に唯一現存する一里塚)が間違いなくあった。 (付録:ADSLを入れたので個人的に大画像の試験 橋の左道を行くと新興住宅地となり、歩道はやがて狭くなる。

■ 馬頭観音・ぎょうだい様・清蔵院 ■約1km(12:05)
清蔵院山門の龍ぎょうだい様馬頭観音と不動尊 歩道が狭まる手前右側に馬頭観音と不動尊が祀られている。その先、左斜め前方に木に隠れるように ぎょうだい様が居た(祠から頭が出ている河童のような石像で祠に草鞋が架けてあり、足の神様らしい) 説明板も無いので、中を覗いたがなんとも不思議な石像だった。 ここから少し歩くと旧国道と合流する。その右角に清蔵院(山門の龍は左甚五郎作と言われ、夜な夜な抜け出し畑を荒らすので金網で囲われた

■ 旧国道4号歩き(県道49号)・記念石碑群 ■約1〜2km(12:50)
国道石碑群正面は武蔵野線のガード この後、日光街道は越谷宿まで、この旧国道をひたすら歩いて行くことになる。 蒲生西町交差点を越えたデニーズで昼食(かつとじ膳+珈琲\1680は高い!少しは\280の吉野家を見習ってもらいたい!) 東武こしがや自動車教習所を右に見ながら、満腹状態の旅人は余裕で歩く。 つまんない時は飲んだり食ったりして精神を満たすに限る。 セブンイレブンの手前に石碑群、やがて武蔵野線のガードが見えてきた。

■ 照蓮院・旧道〜越谷宿へ ■約1〜2km(13:15)
歩道橋から左の旧道を確かめる照蓮院県道49号 イベントが殆ど無い旧国道をさらに進むと、二又道の右角に武田勝頼の遺児幼君「千徳丸」を弔う照蓮院が ある。照蓮院はその遺志を継いだように幼稚園を併設している。 左に伸びる旧道が越谷宿への入口だ。 ・・13:30:・・ゆったりと歩き、時間の贅沢を味わっている旅人は、これから費用の関係で忙しなく距離を稼ぐ旅人に変身する事にまだ気づいていない。 (行程3時間・2002.1/19(土):万歩計=11018)

旅人:浮浪雲
2.千住宿〜草加宿 4.越谷宿〜粕壁宿