3.丸子渡し〜武蔵中原へ・・地図
東京都・丸子橋→川崎市・小杉陣屋町→小杉十字路→武蔵中原(3km:1時間)

■ 丸子橋〜川崎市 ■(2003年7月5日 am10:50〜)晴・約7〜800m(11:05)
車では何回も通った事があるが、丸子橋の歩道がこんなに綺麗になっているとは思わなかった。 街道歩きをしてなければ、生涯気付く事はなかっただろう。・・・・ (こんな時・飯の後・文字を埋める時・・煙草が吸いたい)・・・。 立ち止まる事無く川崎側に到着。橋の袂に「丸子橋親柱」が保存されている。 先の交差点で「綱島街道」と二又に分かれるが右手の中原街道を行く。 (丸子の渡し場=昭和10年に丸子橋が完成するまで渡し舟が活躍していた)

■ 旧名主家と長屋門・石橋醤油店 ■約7〜800m(11:20)
東横線のガードを抜け丸子通りを歩いていると江戸時代突然現れた。 陣屋町に入ってからも旧名主の長屋門が残っている。反対側に個人的に好きな銭湯「玉の湯」を発見。 街道らしい佇まいは、その先「石橋醤油店」でも偲ぶことが出来る。 (長屋門=旧名主の安藤家には代官から賜った立派な長屋門が残る) (石橋醤油店=明治3年創業、当時の醸造工場が今でも残っている)

■ 「カギ」道・小杉御殿・小杉駅供養塔 ■約4〜500m(11:30)
正面西明寺参道、右一帯が小杉御殿のあった場所で、その一角に小杉御殿の御主殿跡がある。 街道を左直角に折れ、直ぐに右に折れる「カギ」道がドライバーに嫌われながらも現役で活躍している。 西明寺交差点バス停後ろでは「小杉駅供養塔」が恥ずかしそうに隠れていた。 供養塔の左側面に「武州***小杉駅」と刻まれ、小杉が宿駅であったことを今も伝えている。

■ 庚申様と大師道・小杉十字路 ■約2〜300m(11:40)
カギ道を抜けると狭い街道に車が渋滞し歩行者は危険な状態だ。 左の道角に「庚申様」が祀られている。 (昔から「油屋」の屋号を持つ小林家の角にあったので「油屋の庚申塔」と呼ばれていた。 台座には南大師道と刻まれ、この場所から府中街道へ続いていた) すぐ先に、小杉十字路があり府中街道と交差する。 (明治になって街道を整備、十字路付近は料理屋、旅館、劇場が集まり賑わっていた)

■ 泉沢寺〜街道地蔵〜武蔵中原駅 ■約7〜800m(12:00)
二ケ領用水の神地橋を渡った右に「泉沢寺」がある。 (昔は夏の泉沢寺お施餓鬼、冬の世田谷ボロ市として門前市が賑わった) しばらく歩くと武蔵中原駅手前に街道沿いの地蔵尊が大切にされている。 ・・丁度、お昼、武蔵中原駅に到着したので軽く食事をして本日終了。
・・12:15:・・たかが武蔵中原の回転すし屋と侮った旅人に1858円の天罰が下った・・・。 (行程1時間(本日4.5時間)・2003.7/5(土):万歩計=5556(本日19911))

旅人:はぐれ雲
2.五反田〜丸子渡し 4.武蔵中原〜佐江戸